会誌「屋久島学」No. 10

「屋久島学」No.10表紙

目  次

<2022年テーマセッション1>

屋久島学ソサエティ設立10年を振り返り,さらなる発展を語り合う
湯本 貴和   1

<第1部>

屋久島学ソサエティの来し方と行く先
手塚 賢至   2

屋久島とアフリカを行き来して考えたこと
山極 壽一  6

この10年を振り返って 課題と展望
中川 正二郎  12

地域人材をつなぐということ,育てるということ:屋久島学とエコツアーガイド
小原 比呂志  16

ヤクスギ林分の長期動態の解析から~現地調査資料と各種標本の重要性
吉田 茂二郎  21

屋久島の生態系管理と植物研究
矢原 徹一  23

<第2部>

ニホンザル研究者にとっての屋久島学ソサエティ
半谷 吾郎  27

屋久島の豊かな民俗知識とその伝承へ向けて
服部 志帆  28

私と屋久島学ソサエティ(私と屋久島地学同好会?)
安間 了  29

屋久島から環境の変化を見つめて
中澤 暦  31

私と屋久島 ~子育てしながら植物調査~
辻田 有紀  33

地域に根ざした知の交流の場に
高嶋 敦史  35

自然ガイドが期待する屋久島学ソサエティのあり方
会田 淳一  36

今後の“屋久島学”に期待すること
古居 智子  38

屋久島学ソサエティと屋久島高校環境コース
児玉 活也  40

屋久島町役場担当者の目線で期待する町(地域)と屋久島学ソサエティとの関係のあり方木原 幸治  41

「スライド講演会」から「屋久島学ソサエティ」へ-島民と研究者をつなぐ役割を担って-
金谷 整一  42

<第3部> 屋久島学ソサエティにかける夢 (総合討論)
43

<広告> NPO法人やくしま未来工房
47

<2022年テーマセッション2>

屋久島における健康ウェルネス研究のプレリュード(序章)
 48

基調講演 森林医学の魅力と可能性
今井 通子  51

<第1部 森林医学の成果と展望>

森林医学の成果
李 卿  53

森林医学の最新動向
落合 博子  59

屋久島における森林浴の展望
杉下 真絹子  60

コメンテータ
高山 範理  62

<第2部 屋久島における新しい健康モデルの構築>

地域医療の限界を超える為に 〜終末期医療とOne Healthの視点から〜
小橋 友理江  67

自宅で最期を迎えられる島の医療福祉の体制づくり
淀 みゆき  70

屋久島健康圏構想
杉下 智彦  72

コメンテータ
藤村 憲治  75

<2022年ミニセッション1>

「屋久島低地照葉樹林の種多様性と保全の現状」
手塚 賢至  76

「低地照葉樹林の今」
山下 大明  76

「セッコク属の共生菌研究から見えてきたラン科植物保全の課題」
辻田有紀・蘭光健人・張麗月・手塚賢至・木下晃彦・徳原憲・遊川知久  77

「高い植物多様性を擁する屋久島の低地照葉樹林の環境保全を求める要望書」提出とその後の報告
手塚 賢至  79

<2022年ミニセッション2>

屋久島におけるマツ枯れ対策 ~マツ枯れ0の世界自然遺産の島を目指して~
金谷 整一  84

マツ材線虫病(松くい虫被害)について
秋庭 満輝  86

屋久島の国有林におけるマツ枯れ対策の取組みについて
木村 慈延  88

世界遺産地域内ヤクタネゴヨウ自生地保護を目的とした松枯れ対策について
市川 惇史  88

屋久島におけるマツ材線虫病対策の実践!! マツ枯れ0の島への取組み
手塚 賢至  89

屋久島の松くい虫被害によせて
中村 克典  91

質疑応答・総合討論
93

<2022年屋久島高校>

糞分析でヤクシマザルに迫る
梅津 青太郎  95

SNSを使用した屋久島の魅力発信による観光業への効果
菅野 凜太郎  99

<テーマセッション一覧 1>
103

漂着物からアクセサリー・雑貨を作り教本を作成する
相良 真姫 104

<テーマセッション一覧 2>
109

屋久島のフルーツからできる天然酵母について
寺本 ひな乃 110

屋久島の中でおいしい水はどこにあるのか
橋本 心優 119

<広告> 鹿児島昆虫同好会
123

屋久島で新しい発見をしたい
細川 粋楽 124

屋久島の自然が島の高校生に与える幸福度
前田 明花 129

地杉を使用した楽器製作
松崎 安珠 134

2022年屋久島学ソサエティエクスカーション報告
半谷 吾郎 141

<広告> 特定非営利活動法人屋久島いきもの調査隊
142

森のごちそう?西部林道でヤクシカ死体を食べる外来タヌキ
栗原 洋介 143