オープニング 古謡 まつばんだ

サー屋久のお嶽をおろかにゃ思うなよ
 金のな 蔵よりゃ なお宝な

屋久のお 嶽のシャクナゲ花よな
 年中な 蕾で 一度咲すな

うれしゅめでたの 若松さまよな
 枝もな 栄える 葉も繁るな

花の盛りは 三月四月よ
 五月な 長雨で すたれ花よ

まつばんだ受け継ぎ隊 安部心也、高野八一、今村祐樹、手塚田津子 ほか

屋久島に古くから伝わる古謡「まつばんだ」は琉球音階の要素が含まれ、古代からの黒潮乗った交流により琉球音階が北上し屋久島に定着して歌い継がれてきた貴重な音楽遺産。琉球音律 の名残りが漂う曲調に屋久島の風物を読み込んだ歌詞が謡いこまれ屋久島独自の曲となって いる。