第5回屋久島ミニ研「ヒヨドリによる農業被害を減らすためにできること」

オンライン配信で第5回屋久島ミニ研を開催しました。

日時

2024年11月9日(土) 10:00 〜 11:00

場所

オンライン(参加方法は、事務局あてにメールでお問い合わせください)

参加費

無料。今回は非会員も参加可能です。

話題提供

持田浩治(長崎総合科学大学総合情報学部)

「ヒヨドリによる農業被害を減らすためにできること」

野生動物に関わる問題は、開発等による生息環境の減少から、農林水産業への被害など多岐にわたります。今回の話にでてくるヒヨドリは冬季に渡りをおこない、その中継地や越冬地において農作物に食害をもたらします。屋久島においては、年によってニホンザルやニホンジカを超える農業被害をもたらしています。一方、ヒヨドリは森林生態系において主要な種子散布者であることが知られており、安易な駆除は生態系に強い影響を与えることが考えられます。それでは、私たちはヒヨドリを駆除することなく、農業被害を軽減するために何ができるのでしょうか?私たちのヒヨドリの研究紹介をしたうえで、みなさんで議論できればと思っています。