第11回大会テーマセッション2「屋久島の若手実働家は未来を語る:世界遺産を活かす道とは」

 屋久島と白神山地が1993年にユネスコ世界自然遺産に登録されて30年。
 世界自然遺産とは、その地域の自然に世界的に顕著な普遍的価値を認め、人類共通の遺産として後世に残していく枠組みです。世界自然遺産登録を受け入れた国や地域は、様々な面で大きな利益を得る一方、将来にわたって世界に対しこの遺産を守り続ける責任を負います。
 この30年間、屋久島にとって世界自然遺産はどのような意味を持っていたのでしょうか。その価値を理解し活かすことができていたのでしょうか。その言葉に甘えただけではなかったでしょうか。
 このテーマセッションでは、世界自然遺産として30年間経過した屋久島という地域の中で様々な活動を行ってきた異業種の若手実働家を中心に、現在の活動を通してみた屋久島の価値や活用法、さらには将来への展望について語ってもらいます。

日時

2023年12月17日(日)(大会第2日) 13:30-16:30

講演

岩川卓誉(元屋久島町議会議員)
「あなたと考えたい、「屋久島町の未来を創る」100の道」
大野睦(日本ウミガメ協議会 理事)
「ウミガメと屋久島」 
大水孝介(屋久島苔生産者の会 代表)
「屋久島でコケの産業化を目指して」
笠井廣毅(屋久島フリークライミング協会 会長)
「屋久島フリークライミング今昔物語」
中島遼(特定非営利活動法人うお泊屋久島 代表理事)
「屋久島の海や魚を通して伝えたいこと」
馬場貴海賀(屋久杉楼七福 女将)
「世界と繋がる宿としての役割」
渡辺優子(モノコトマルシェ運営スタッフ)
「三方よし!屋久島モノコトマルシェの可能性」

岩川卓誉
1987年生まれ。屋久島町安房出身。妻と娘(3歳)1人。広島大学法学部卒業後、屋久島町役場を11年、屋久島町議会議員を約2年務め、辞職。2023年10月の屋久島町長選挙に立候補するも落選。現在は実家の民宿水明荘を手伝いながら、今後の活動について計画中。

大野睦
1973年大阪に生まれ、1993年屋久島初上陸。1996年大学卒業後屋久島移住。エコツアー会社を設立し山や森のガイドをしながらウミガメ調査活動を続けてきた。昨年度より永田浜での調査業務を行なっている。

大水孝介
大学2年生の頃、ふと道端のコケの美しさに目を奪われ、気づけば、卒業研究までもコケを対象とすることに。2022年大学卒業後、屋久島に移住、屋久島町地域おこし協力隊のコケ生産担当として着任。1番好きなコケ(推しゴケ)は、ギンゴケです。

笠井廣毅
1968年1月6日生まれ 55歳。生誕の地、宮之浦。妻と中2と小5の男の子4人暮らし。大黒電気水道勤務。25年前にクライミングと出会い今に至る。屋久島にクライミングを普及させる為に登る日々(というよりクライミングは超楽しいので登る日々が正解かも)。

中島遼
北海道出身。東京に10年住んだ後、2016年屋久島に移住。漁師の暮らし体験宿ふくの木を運営。NPO法人うお泊屋久島代表理事。ライターとして屋久島経済新聞などに執筆。

馬場貴海賀
屋久島一湊生まれ。旅をする中で出会った宿にて、女将業を経験したことがきっかけで、地元一湊にて、ゲストハウスを開業。

渡辺優子
2012年愛知から単身移住。林業の6次産業化の一助として共同創業した(株)やわら香代表取締役。取引先である「やくしま果鈴」オーナーとの立ち話から生まれた「屋久島モノコトマルシェ」の初動スタッフとして、参画事業者たちと昨夏、鹿児島空港内でのイベントを初開催。