第11回大会 高校生発表

日時

2023年12月16日(土)(大会第1日)午前中

加治屋爽和「肌にやさしい化粧水は環境にもやさしいのか」

無添加,オーガニック,敏感肌向け,といった肌にやさしい化粧水は環境にもやさしいのか疑問に思いました。川の環境に視点を当て,水の変化に弱いえびを使った生物実験を行い化粧水がえびにどのような影響を与えるのか調べたので報告します。

佐原優月「屋久島の食文化と植物について」

屋久島の食文化に植物はどう関わっているのか疑問に思いました。 高校生と屋久島出身の方に植物に関するアンケートを取り,高校生との認知度の比較や食べられなくなった原因などを調べたので報告します。

柴﨑俊太朗「屋久島におけるオキナワキノボリトカゲの生態」
 

オキナワキノボリトカゲは本来沖縄諸島や奄美諸島などに生息しているが,近年,屋久島で国内外来種として生息している。本研究では,オキナワキノボリトカゲの食性や気温による出現頻度について調べた。今回はその結果を報告する。

日高朔「岳参りのこれまでとこれから」

岳参りとは,屋久島で500年以上続く山岳信仰を基にする伝統行事である。本研究では,岳参りの歴史と現状を調べ,岳参りを続ける意義を再確認した。今回はその結果を報告する。

森稀花「ウミガメが多く上陸・産卵する永田浜の謎を探る」

日本で最もウミガメの上陸数が多い屋久島ですが,なぜ屋久島の永田浜にウミガメが多く上陸するのか疑問に思い調査を始めました。先行研究に加えて新たに西之浜の砂のふるい実験・水の浸透実験・砂の色指数調査を行ったので結果を報告します。