屋久島学ソサエティ第9回大会サテライト企画 談話会「ウミガメの話を聞いてみよう」

12月4日(土) 19:00 – 2時間
永田会場(日本モンキーセンター屋久島研修所、京都大学観察ステーションの隣)とZoomのハイブリッド形式

ウミガメの研究者の方に、いろいろとお話しを聞いてみたいと思います。お話しいただくのは、屋久島で長年ウミガメの調査をされてきた、永田の大牟田一美さんと、カメの甲羅につく「カメフジツボ」の研究をされていて、昨年の大会でも発表された林亮太さんです。ウミガメにまつわる様々な話題を、ざっくばらんにお話しいただきます。ご参加の皆様からのご質問もお受けします。
大牟田さんには永田会場にお越しいただき、林さんにはオンラインでご参加いただきます。ご参加の方はZoomで接続いただくか、永田会場にお越しください。
皆様のご参加をお待ちしております。
なお、永田会場は人数に限りがありますので、お越しになる方は事前に下記までご連絡ください(オンラインで参加される方は連絡不要です。接続方法は、大会参加申し込み者への一斉メールでお知らせします。)。

大牟田 一美(おおむた かずよし)
1985年に屋久島ウミガメ研究会を立ち上げ、2001~2021年までNPO法人・屋久島うみがめ館の代表理事および顧問をつとめる。現在は、鹿児島ウミガメ保護推進実行委員会に所属。故郷の砂浜が大幅に減少していることに危惧を感じ、30年以上に渡ってウミガメの保護活動に取り組む。

主な著書
屋久島ウミガメの足あと(1997, 海洋工学研究所出版部)
写真集『ぼくらの城をつくるんだ』(1980, はすの会)、
屋久島発 うみがめの涙(2011, 海洋工学研究所出版部)、
うみがめ花子(2019, 海洋工学研究所出版部)
1985~2019年屋久島におけるウミガメ生態調査報告(2120年)

林 亮太(はやしりょうた)
日本工営株式会社中央研究所研究員。武蔵野美術大学非常勤講師。博士(理学)。ウミガメ類・鯨類に特異的に付着するフジツボ類、オニフジツボ超科をメインの研究対象に、分類学、進化学、生態学的研究を進めている。屋久島では、産卵に上陸するアカウミガメの付着生物調査を行っている(2006, 2009, 2015-2021)。これまで屋久島のアカウミガメ背甲から新種の甲殻類を発見し記載するなど、フジツボ類以外の分類学的研究にも取り組んでいる。


企画・進行 杉浦秀樹(京都大学野生動物研究センター; sugiura.hideki.7s@kyoto-u.ac.jp)