第10回大会 高校生発表

糞分析でヤクシマザルに迫る 梅津青太郎

ヤクシマザルの生態を知るために,糞に注目して研究を行いました。糞粒法によって明らかになった食性について報告します。

SNSによる地域の魅力発信 菅野凜太郎

コロナ禍で減少した観光客を増やすために,私たちにできることは何か?
屋久島の魅力を知ってもらうことが,観光産業の発展につながると考え,動画投稿系SNSを使用した情報発信を行いました。どのような動画が視聴者の興味関心を引くか,また,屋久島を訪れるきっかけになったか,データ分析とアンケート調査から見えてきたことを報告します。

屋久島の漂着物でハンドメイドアクセサリー・雑貨作りをして教本を作成する 相良真姫

地球規模で深刻化している海洋ごみの漂着問題。屋久島にも多くの海洋ごみが漂着しています。この漂着物を資源として有効活用できないかと考え,漂着物を使ってアクセサリーや雑貨を作成しました。多くの人に漂着物を活用してもらうことで海洋ごみの漂着問題が少しでも解決するように,作り方を公開します。

屋久島のフルーツからできる天然酵母について 寺本ひな乃

屋久島では多くのフルーツが作られており,そのフルーツを使って天然酵母を起こす研究を行いました。試行錯誤を繰り返す中で作り出した天然酵母を使ってパンをつくり,食感や味などをアンケート調査したので報告します。

屋久島の中でおいしい水はどこにあるのか 橋本心優

月に35日雨が降るといわれるほど水に恵まれた屋久島で,おいしい水を求めて水質調査を行いました。パックテストで明らかになった水質の違いからおいしい水はどこにあるのか,結果を報告します。

屋久島で新しい発見をしたい 細川粋楽

生態系が豊かで新種が頻繁に発見されている屋久島で,新種のエビを発見したいと考え調査を行った。調査は普段目につきにくい河川や水路を中心に,たも網を使用した通称ガサガサで行った。今回はその結果を報告する。

屋久島の自然が高校生に与える幸福度 前田明花

人は自然から幸福度を得られることがわかっています。そこで自然が豊かな屋久島の島民の幸福度はどのくらいか,次世代を担う高校生を対象に実施したアンケート調査の結果を報告します。

地杉を使用し,楽器製作 松崎安珠

屋久島の植林木である地杉。屋久杉の在庫が減っている中,地杉をブランド化する動きがあります。地杉の利用価値が増せば,山仕事に携わる人が増え,自然環境保全につながると考えました。その地杉を沢山の方に知っていただき,地杉の可能性を広げるために木琴を製作しました。木琴を製作していく中で,感じたことや分かったことについて報告します。