第12回大会ポスター発表

2024年12月15日(日)(大会第2日)11:45-12:15コアタイム

「外来タヌキによるウミガメの子ガメの捕食の実態調査」
山下和輝(鹿児島大学水産学部4年、鹿児島カメ調査隊)、大牟田一美(永田住民)

屋久島では、島外から持ち込まれたタヌキによって、ウミガメの子ガメ捕食が確認されています。今回は、カメラトラップと踏査によって調査したので、その調査結果について報告します。


「ヤクタネゴヨウの調査、研究、保全および利活用の歴史」
金谷整一(森林総合研究所九州支所)、手塚賢至(屋久島・ヤクタネゴヨウ調査隊)、池亀寛治(種子島・ヤクタネゴヨウ保全の会)

屋久島と種子島にのみ自生する絶滅危惧種ヤクタネゴヨウについて、これまで公表された論文や報告、調査・研究・保全活動等について整理し、今後の保全・活用への一助とする。

「屋久島島内における小学校着衣泳プログラムの今後の可能性について」
松永ふうま(ガイド他、屋久島プロジェクト水とこども隊)、榎田三隆

屋久島島内小学校の依頼より始まった着衣泳授業サポート。小学校水泳サポートとあわせ、これまでの活動の様子、現状とともに今後の課題など、島に住むこども達の水環境を共有できればと思います。

「小型サンショウウオについて情報があれば教えてください」
西川完途(京都大学大学院地球環境学堂教員)

屋久島で生息情報がありながら、未だに確認されていない小型サンショウウオの情報を呼びかけるポスターです。


「屋久島プロジェクトBLS編 :保育園での心肺蘇生・窒息解除講習会報告と今後の課題」
望月礼子(フリーランス救急医、鹿児島大学救急集中治療医学分野 特任講師、屋久島徳洲会病院非常勤、屋久島プロジェクト)、榎田三隆(スクーバ・スノーケリング・ガイド、子ども安全管理士、屋久島プロジェクト水とこども隊)、松永ふうま(SUPガイド、屋久島ライフセービングクラブ代表、屋久島プロジェクト水とこども隊)

「屋久島プロジェクト」は屋久島で、命に関わる各種啓蒙活動を展開している。今回は3年前から継続している、保育園での窒息解除も含めた心肺蘇生(B L S)の様子と、今後の課題について報告する。


「宮之浦(屋久島)地区の方言」
中川正二郎(小売業経営)

宮之浦出身の藤村良次氏(S17生),勝廣氏(S25生)兄弟は,900語以上に及ぶ宮之浦地区の方言を一覧データ化し更新中です。大変貴重な資料であることから許可を得て冊子を公開展示します。


「屋久島を伝える教材的ゲーム 『やくしまの旅ボードゲーム』」
村松佳子さん(しまりす村)

屋久島を室内でも楽しみながら学べる教材的ゲーム「やくしまの旅ボードゲーム」を開発したので、その紹介を行う。屋久島では、大雨などでフィールドに出られないことが多々発生するので、室内で屋久島を楽しく知ってもらうツール・アクティビティである。